遊離脂肪酸って?

遊離脂肪酸とは、脂肪細胞にある中性脂肪が

分解して血液中に放出されたものです。

中性脂肪は分解されると脂肪酸になり、

血液の中にまざって、からだの中を循環します。

そして、筋肉などの組織でエネルギーとして使われ

るときは、この遊離脂肪酸のかたちになります。


* 検査の測定値

遊離脂肪酸は、もともと身体の中にごくわずか

しか存在しない脂質なので、食事や健康状態、

運動の状態などといった ほんのちょっとした

環境の変動によって検査の測定値が変わってしまいます。

効率よく脂肪を燃焼させる

遊離脂肪酸は、運動をしているときに血液中の糖などが

少なくなると、脂肪細胞にたくわえられていた中性脂肪

分解されて、エネルギー源になります。

グリセリンと脂肪酸に分解されるんですね。

しかし、ただ何となく運動していただけでは、

効率よく脂肪を燃焼させることはむずかしいでしょう。

では、どうしたら効率よく脂肪を燃やせるのでしょうか。

同じ運動をするのでも、ちょっとしたことに意識を

向けると、その効果がグンと違ってきます。

それには、有酸素運動を15分以上続けることと、

心拍数が130~140くらいあるというような状況に

なることです。そうすると、中性脂肪はどんどん分解

されるようになり、脂肪細胞も小さくなっていきます。